
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
改めまして。大阪の不妊鍼灸専門院 たまご堂の杉本です。
いよいよ2020年がスタートしましたね。
今年の目標は決められましたか?
たまご堂としても昨年末に来年の目標を設定しその目標に向かって各個人のやることを明確にし今年もどんどん行動していきます。
さて、今回は『睡眠と不妊の関係』について書いていこうと思います。
睡眠の質が上がるだけで卵子の質や精子の質が良くなるケースはたくさんあるんですよ。
たまご堂の患者様でも、『最近よく眠れるようになってきた。』とおっしゃっていただいてからすぐ妊娠された方がたくさんいらっしゃいます。
皆様の治療院に来られる妊活患者様でこのような症状の方はいらっしゃいますか?
・寝つきが悪い。
・夢をよく見る。
・途中で目が覚めてしまう。
・朝なかなか起きられない。
・日中眠くて仕方がない。
・朝起きたら体がだるい。
上記のような症状があるだけで妊娠しづらくなったりすることがあります。
脳はしっかり睡眠をとることで傷ついた細胞の修復やホルモンの分泌が活発になります。
ですから睡眠の質を上げることはとても重要です。
睡眠の質の低下が卵子の質に与える影響について少し考えてみましょう。
例えば、生理周期の低温期にしっかり睡眠をとることで基礎体温がしっかり落ちるシステムがあります。
低温期にしっかり基礎体温が落ちることでアロマターぜという酵素が卵胞に働きかけ卵胞の成熟を促してくれます。
ですが、この時期に睡眠がうまく取れないと基礎体温が下がり切らずアロマターゼの活性が悪くなり卵胞の成長を悪くしてしまいます。
これは自然妊娠でも体外受精でも同じことが言えます。
排卵誘発剤で卵巣を刺激してもなかなか卵胞が育たないケースはいくらでもあります。
その時は一度基礎体温も参考にしてみるのもいいかもしれませんね。
では睡眠の質が悪くなる要素は一体なんなのか?
一つに頭に熱がこもるという問題があります。
頭に熱がこもると人は寝づらくなります。
お子様がいらっしゃる方は経験されたことがあると思いますが、子供が風邪をひいて熱を出した時、ぐずってなかなか寝てくれないことありませんか?
これはまさに頭に熱がこもっている状態です。
本来、寝る時はしっかり手足に放熱することで頭の熱が下がります。その結果眠くなり良い睡眠をとることができます。
ですが熱がある時は頭に熱がこもりっぱなしになります。
昔は熱が出たらお母さんが頭に冷たいタオルで冷やしたりしてくれませんでしたか?今は便利になって冷えピタというものがあると思いますが。
この行為は頭を冷やすことで寝易くなるという目的があると思います。
ですから睡眠の質を良くするために頭の熱をとる施術がとても有効になると考えられます。
熱がこもる原因についてはまた後日記事を書きたいと思います。
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