
こんにちは。
大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院 たまご堂の杉本です。
今回は初回のカウンセリング(問診)の重要性について書いていきたいと思います。
どんな職業でもお客様や患者様を相手にする職業では初回のカウンセリング(問診)がとても重要になります。
私の鍼灸院でもカンセリングの練習をたくさんしています。
なぜか??
それは次回リピートするか、もっと言えば中・長期的に治療院に通ってくれるかが初回で決まると言っても過言ではないからです。
ですから当然私の鍼灸院でも初回のカウンセリング(問診)にはとても時間をかけています。
患者様に通ってもらうための価値、または通わないことで起こり得るデメリットも意識してお話したりします。
患者様のお悩みを解決する為には毎週通ってもらった方がいい!そんな気持ちで日々臨床にでています。
患者様があなたの治療院に来て帰り際に次また予約を取って帰る。これはあなたの治療院に価値を感じたからです。ここに通えば今抱えている問題(悩み)を解決できそう!そう思えたからだと思います。
逆に次回の予約を取られなかった場合はもしかしたら治療院の価値が伝わらなかった(抱えている悩みを解決できないと思われた)のかもしれません。
特に妊活に関してカウンセリングは悩みが深い方がたくさんいらっしゃいますのでとても重要です。
妊活の知識はたくさんあればあるほどいいと思います。ですが知識をいくらたくさん持っていてもそれをうまく使えなければその知識も無駄になりかねないということは少し頭の中に入れておいてもらいたいです。
こんなことしていませんか?
自分が知っていること(知識)を一方的に話まくる、、、。
私自身も妊活を治療院のメニューに導入した頃よくやっていました。汗
そしてリピート率も悪く、なんで患者様は来てくれないんだろう?と悩んでいました。
例えばPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の患者様が来院した時に、自分にはPCOSについての知識や改善の方法を知っているものですからこれこれこういう理由でその状態になっているので、これこれこういう風にしていくと良くなりますよ!みたいに、、、。
これでは残念ながら患者様の次回予約は半減してしまいます。
それはなぜか?
答えは簡単です。それは、患者様の話(悩み)を聞いていないからです。
患者様は妊娠したいという目的がありその為に病院へ行ったりどうすれば妊娠できるか?を調べたり考えたりしています。
病院でPCOSと診断されたらご自分で嫌というほどそのことについて調べたりしています。今は情報が簡単に手に入る時代ですから。
そうではなくて、確かに知識や改善の為の方法は大事ですが、そんなことの説明を受けても患者様の心には響きません。
それより大事なことは患者様の気持ちをまず「聴く」ということです。
・今までどんな事を頑張ってきたのか?
・どんな辛い思いをしてきたのか?
・どんなことに不安や焦りを感じているのか?
・どんなことを私の治療院に求めているのか?
一度、患者様の気持ちをまず聴いてみて下さい。そしてその気持ち(今までの頑張り)を受け止めてあげてください。
悩みが深ければ深いほどたくさんお話してくれます。
そこでお話を聴きながら情報を整理し、患者様が何に1番悩みを持っているのか?を考えそれに対して少し提案してみる。
患者様が悩みや不安を伝える(気持ちを吐き出す)。
想いを伝えることで患者様は安心を得られるのではないでしょうか?
一度試してみてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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