
こんにちは。大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院たまご堂 院長の杉本です。
遺残卵胞(残留卵胞)が不妊の原因?!このテーマで記事を書いてみます。
最近はほとんどの方が病院へ通院されていますのでこの遺残卵胞(残留卵胞)という言葉を耳にしたり実際にドクターからそのように言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私たちの臨床での経験上、遺残卵胞が無くなってから妊娠される方のほうが圧倒的に多いです。ですから遺残卵胞があると言われた方にはそれを消すための鍼灸アプローチをしていきます。
しっかり施術をしていけば遺残卵胞を消すことはそんなに難しいことではありません。
遺残卵胞とは生理が始まって3日目(D3)くらいに病院で卵巣の映像を見た時に本来ならD3だとまだ小さい卵胞のはずがどういう訳かそこそこ大きい卵胞が見えた時にドクターからこれは遺残卵胞だね。と言われたりします。わかりやすく言えば古い卵胞ということになります。
想像してみて下さい。
生理が始まる前の卵巣内にずっといた古い卵胞と生理が始まってから育つ卵胞ではどちらが妊娠しやすいと思いますか?
もちろん答えは後者となります。
やはり生理が始まってから育つフレッシュな卵胞の方が妊娠しやすいイメージが湧くと思います。
ですから遺残卵胞がある方はそれができないようにするための体質改善が必要になります。
病院ではピルを使って遺残卵胞を消すという方法があるのですが中にはピルを使っても消えないケースもよくあります。
ピルは卵巣に対して古い卵胞を育たないようにすることや卵胞が残らないようにするための命令でしかありません。
そのピルを使っても反応がない場合は卵巣内の循環状態が悪いことが考えられます。というのもホルモン剤もそうですが栄養や酸素などは全て血液で運ばれます。最終的にはとても細い毛細血管という血管から各細胞へホルモン剤などの受け渡しが行われます。
ですからいくら薬を使っても卵巣の循環状態が悪いと反応しづらくなってしまいます。それがピルを使っても遺残卵胞が消えない理由の一つになります。
これから冬に向けてどんどん冷えが強く感じる季節になりますので早めの対策が必要ですね。
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
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