
こんにちは。大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院たまご堂 院長の杉本広平です。
最近は暖かい日もあり春を感じさせられる日も出てきましたね。
でもまだまだ寒い日が多いですので風邪など引かないように注意が必要ですね。
今回は「胃腸の弱い方は妊娠しにくい?」というテーマで書いていきたいと思います。
皆さんの胃腸は元気ですか?
胃腸の働きが悪くなるとどうなるの?
胃腸は食べたものを消化したり栄養を吸収したり、または不要なものを排泄したりする臓器になります。
例えば、胃の働きが悪るくなると消化液の分泌が悪くなりタンパク質の分解ができなくなり消化不良を起こしやすく軟便や下痢になったりすることがあります。
また胃は粘膜があることで胃酸から守られていますが胃の働きが悪くなることで胃粘膜の再生が弱くなり胃酸に負けてすぐお腹が痛くなったりすることがあります。
胃の働きが悪くなりタンパク質をしっかり分解できないまま腸に運ばれてくると今度は腸に負担がかかり腸内で炎症が起こったり悪玉菌が増殖したりすることがあります。
そうなると腸(小腸)は必要な栄養を吸収する臓器でもあるのでせっかく食べた栄養の吸収がうまくいかなくなってしまいます。
妊娠できる体作りをしていくためには卵子に栄養を届けないといけません!!
ということは胃腸の働きを良くしていくことが妊娠への大きな第一歩ということになります。
胃腸の働きを悪くする原因って何?
一番大きな要素はストレスです。
ストレスがかかると胃腸の働きが弱くなります。
皆さんも経験されたことがあるのではないでしょうか?
わかりやすい例で言いますと、
大事な試験の前日や人の前で何かスピーチするなど極度にストレス(緊張)がかかるとお腹が急に痛くなったりトイレに駆け込みたくなったりした経験はないですか?
これがまさにストレスによる胃腸の緊急反応です。
このように大きなストレスだけではなく日常でかかるストレスはたくさんあると思います。
例えば、首や肩または背中の筋肉が硬くなって常に張っている状態だけでも体にとってはとても大きなストレスになります。
そしてその状態が長く続けば胃腸の働きも次第に悪くなってしまいます。
まとめ
以上のことから胃腸の働きが弱い方は食べたものの消化と吸収が悪くなってしまい、その結果、卵子に必要な栄養が届きにくくなります。
卵子も栄養をしっかり受け取ることで成長していきます。
ストレス社会の現代においてストレスケアは必須になります。
ストレスを取り除いていくことで胃腸の働きは良くなりますのでまずはできることから始めてみてはいかがでしょうか?
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
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