
こんにちは。大阪府枚方市の不妊鍼灸たまご堂院長の杉本です。
少しずつ気候も良くなってきたと思ったらまた緊急事態宣言が出てしまいましたね、、、。いつになったら収束するのやら、、、。
しっかり対策しながら免疫力を上げて乗り切りましょうね!
今回のテーマは「移植前に子宮内膜を厚くする方法」について書いていこうと思います。
子宮内膜は赤ちゃんのベッド
よく子宮内膜は赤ちゃんのベッドと例えられたりしますよね。
薄くて固いベッドより厚くてフカフカのベッドの方が赤ちゃんも居心地が良いのは想像できますよね。
ですから移植前は子宮内膜を厚くするための準備をしっかりする必要があります!
子宮内膜はどうやって厚くなるの?
子宮内膜が厚くなるのには卵巣から育ってくる卵胞が大きく関わってきます。
生理が始まってから卵胞が少しずつ成長してきます。
成長した卵胞の膜からエストラジオール(E2)というホルモンが分泌されるのですが、そのエストラジオール(E2)が子宮内膜を厚くしろという命令を出します。
ですからまずはしっかりと卵胞を育てることが重要になります。
子宮内膜が厚くならない原因は?
体外受精では採卵をする時にほとんどの場合卵胞を育てるためにホルモン剤を服用したり注射を使用することがあります。
何度も採卵を繰り返して卵巣を刺激していると卵巣自体が疲れて機能を落とすことがあります。 機能を落とした卵巣の状態では卵胞も育ちにくくなります。
卵胞が育たず子宮内膜を厚くするための命令がしっかり出なくなることが子宮内膜が厚くならない原因の一つだと考えられます。
子宮内膜を厚くする方法は?
子宮内膜を厚くするためには卵巣の機能を上げて卵胞をしっかり育てることが必要になります。
刺激をした卵巣は疲れてくると次第に血流が悪くなります。
ですからまずはしっかり卵巣の循環状態をよくする必要があります。
その手段の一つに鍼灸やラジオ波(高周波温熱機器)があります。
鍼で卵巣の血流を良くするための神経を刺激し、ラジオ波で物理的に卵巣を温め循環状態を良くします。
まだ鍼灸やラジオ波を試したことがない方はぜひ試していただきたいです。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございます。

Kouheiさんがメッセージを送信: 4月25日 19:58
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