
こんにちは。
大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院たまご堂 院長の杉本広平です。
朝晩が涼しくなり過ごしやすくなりましたね。季節の変わり目で体調崩さないように気をつけてくださいね。
今回のテーマは『移植前に必ずやって欲しいこと』について
体外受精では採卵後に凍結した受精卵を子宮に戻すことを移植といいます。
この移植が成功するかどうかは移植までの過ごし方や移植当日のケアによって大きく変わります!
当院でも移植当日には必ず患者様にご来院して頂き着床率が上がる施術をさせていただいております。それぐらい当日の施術が重要だということです。
1、子宮を温めて着床率をあげよう
子宮は平滑筋といって自分の意思では動かせない筋肉でできています。
想像してみてください。冬の寒い時期は体が硬くなって動かしにくかったりした経験があると思います。ですがお風呂に入って体が温まると筋肉も柔らかくなり動かしやすくなるのも体感されたことはあるのではないでしょうか?
子宮もまさに筋肉でできていますので同じことが起こります。
子宮の血流が悪くて冷えていては子宮も緊張したり硬くなったりします。その状態で移植を迎えると受精卵が子宮内膜に潜り込みにくくなってしまいます。
ですから移植の当日は子宮をしっかり温めて柔らかくして受精卵が潜りやすい環境を作る必要があります。当院ではラジオ波という高周波温熱機器を使ってしっかり子宮を温めて血流を良くし子宮を柔らかい状態を作ってから病院へ行って移植を受けていただいております。そうすることで着床率が上がるからです。
2、横隔膜を使った呼吸法で子宮をリラックスさせよう
自律神経は呼吸でコントロールすることができます。
人は緊張したりストレスがかかったりすると無意識に交感神経を緊張させ心拍数が上がり呼吸を浅く速くさせています。このように緊張状態になり交感神経が緊張すると内臓の働きは逆に悪くなり血流を低下させ活動を抑えるようになります。子宮の血流も悪くなり緊張状態になってしまいます。
移植の当日は特に初めての方はとても緊張されると思います。どんどん交感神経の緊張が強くなってしまいがち。
ですから意識的に呼吸を深くすることがとても重要になります。呼吸をしっかり吐くことで横隔膜が動き副交感神経が緊張し心拍数を下げリラックスモードに切り替えることができるからです。
普段から意識して呼吸を深くしておくと移植当日もリラックスモードに切り替えやすくなりますのでぜひ試してみてくださいね。
本日も最後まで読んで下さりありがとうございます。
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